日比谷高校のススメ

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【高校受験】直前特講②〜本番までの心構え〜

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受験本番1週間を切り出すあたりから、誰もが受験に対し不安になります。今回は、勉強のテクニックなどではなく、受験までの精神的な、「心構え」についてお話します。たかが精神論と侮ってはいけません。気の持ちようで受験本番にどれだけの力が発揮できるかが変わります。

 

1. 不安にならない人はいない

もちろん、ごく一部の例外はありますが、都立高校を受験する受験生全員が都立高校を第一志望として受験します。

よって、都立高校受験者は全員本気で挑みますし、全員とても不安になってます。不安がる人は何も自分だけではないので、不安であることをおそれることはありません。このようなことは、実はごく当たり前のことであるのに、余裕がないために気付く受験生はいません。一歩引いた視点にたつことで、余裕を得ることができるわけです。

2. 合格するためのプランを複数考えておく

 これは私、kの日比谷高校受験の思い出でも書きましたが、得意教科で得点を一気に稼ごうとしていてもそれがうまくいかない可能性は十分にあります。なので、得意科目で思ったより点数が伸びなかったときでもなんとか受かるようなプランを考えておきましょう。一つしかプランがない状態で挑むと、それがだめだった瞬間に「あ、終わった」と悟ってしまい、気持ちで負けてしまいます。複数のプランがあれば、「これがだめならあれでいこう、まだ大丈夫」と、気持ちに余裕を持つことができます。

3. まわりが何と言おうと気にしない

受験本番までに、「自分は第一志望余裕」などと言う人を一度は目にするはずです。残念ながら、このような人はどこにでもいます。

自分よりできる人がいるのは当たり前のことです。自分より圧倒的にできる人と戦ってもしょうがないので、自分と同じくらいのレベルの人に対し差をつけることを考えましょう。そのために何をすべきか考えましょう。どのようなことを言われても気にせず、自分のやるべきことをやればいいのです。

4. 本番に周りと差をつける方法

・入試本番は、余裕をもって到着すべきなのですが、早く到着すると逆に教室で待機する時間が長く、余計緊張が高まりすぎてしまうことになってしまいます。だからといって時間ギリギリに到着するわけにもいかないので、意外と長い待機時間をつぶせるような単語帳や暗記事項をまとめたノートを持参しましょう。

・受験本番は、早めにトイレに行きましょう。

・あまりにも不安になったとき、図々しく周りの受験生の顔を見てみましょう。みんなすごい真剣そうな、不安そうな顔をしています。「なんだ、周りの奴らはすごく不安そうにしてるじゃん」という達観した気持ちになりましょう。これでもう他の受験生に対し、精神的リードをとりました。

・「さっきの数学の最後の問題、答え3√2-2だよね?」という会話をしている人たちは完全に無視しましょう。どうせ周りをビビらせるために適当な数字を言っているだけだと思いましょう。ああいうことを受験の場でいう人間はまともな人間ではないので、相手にする必要はありません。

 

 

受験間近は、だれもが不安になるものです。まずは気持ちでほかの受験生に勝ちましょう。そうすれば自然と入試でも勝てます。

 

 written by k

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