日比谷高校のススメ

日比谷高校出身者たちが日比谷高校の紹介や、勉強に関する様々なことを語ります。

日比谷高校に合格するために塾は必要か?

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日比谷高校を含め、難関公立高校に合格することはかなり難しいこととされています。難しい高校に合格するために塾に入るべきでしょうか?また、塾に入る、入らないに関わらず、どのように勉強を進めていけばよいのでしょうか。勉強のあるべき姿を通して、これらの疑問について考えてみましょう。

・難関校受験において、塾に入ることは必須なのでしょうか。


自分が日比谷高校に入学した際、「どこの塾に通っていた?」という質問が生徒間でよくされていた程には、ほとんどの人が塾に通っていました。
このように、現在日比谷高校をはじめとするハイレベルな高校を目指すには、塾に通うことがほぼ必須となっています。以下のような理由が考えられます。

・(主に公立中学校は)授業の一環として難関校の対策をすることがない
・1人で難関校向けの参考書を買って勉強するのには限界がある。
・塾に通えば、参考書選びから過去問の演習のスケジュール、過去問の解説など、あらゆることをやってもらえる(自分はただ勉強することだけに集中できる)


このように、特に公立中学校に通う人にとって、塾に通うことによって受けられる恩恵は非常に大きいです。そして、塾に通わずに1人で全てのことをやろうとすると、必然的に勉強をする時間が参考書選びや過去問選びなどによって減らされてしまうわけです。
これらの理由から、ほとんどの人は塾に入らざるを得ないわけです。

(そもそも、塾に通わないと入れない高校があるという事実からして、いまの中学生教育に問題があると言わざるを得ないのですが…)

・塾に入ったとして、どのようなことを考え、どのような勉強すればよいのでしょうか。


塾の勉強としてやることは、大きくわけて2つあります。
・知識を頭に入れる
・知識の使い方を学ぶ

まずは様々なことを頭に入れておかないとはじまりません。何かスポーツをやるにはルールを知らないといけないように、問題を解くにはそれに関連した知識を知っておかないといけません。
また、ルールを覚えただけではスポーツが上手にならないように、ただ覚えただけでは全ての問題ができるようになる訳ではありません。知識を使って問題を解くには、知識の使い方も理解する必要があります。


また、塾の勉強で1番力を入れるべきことは、復習です。
受験勉強として塾で解かされる問題は、基本的には自分が目指すレベルの学校の過去問や、それに似た難易度、傾向をもつ問題です。
たとえ塾で出題された時に解けなかったとしても、復習して自力で解ける状態になっておくことは非常に大切です。

復習を怠る人が陥りがちの状態として、塾の先生に怒られないように小テストなどの勉強はするものの、それが終わってしまえば全て忘れてしまう、というものがあります。あくまで、入試やその先にある高校、大学の勉強を見据えて、長期的に頭に残しておくことが重要であり、それは復習によって可能となります。

受験勉強は、「すこしでも自分のできないことをできることに変える」ことに注力すべきです。そして、そのために最も効果のあるものが復習なのです。

まとめると、公立中学校出身ならほぼ塾に入ることは必須であり、塾に入ったならば、特に復習に力を入れて勉強するとよいでしょう

皆さんが少しでも志望校合格に近づくことを祈っております。



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