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【高校受験】冬休みの勉強法、過去問を最大限有効活用するためにすべきこと

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寒さがより一層厳しくなってきました。出かけるために厚着をするも、塾や図書館に到着すればむしろ暑く、さらには眠気に襲われ、肉体的にも精神的にも疲弊してしまう。そんな戦いが全ての受験生で繰り広げられていると思います。2月に控える高校受験に向けて、この冬休みの間にほかの受験生に差をつけ、合格を掴み取るにはどうすればよいのでしょうか。

 

冬休みの勉強について

冬休みは、まず学校がありません。1週間のうち、丸々1日好きな勉強が出来る日が、それまでは土日の2日のみであったのに対し、冬休みに突入すると7日になります。

よって、長い時間をかけてやる必要のある勉強をこの期間にやってしまうのがよいでしょう。具体的には、

 

1.過去問演習を、本番と同じ時間割でやる

例えば、都立入試であれば8:30集合、最初の科目が9:00に開始されるでしょう。本場と全く同じタイミングに過去問を解いてみるのです。さらに、家の自室でやるのでなく、図書館や塾の自習スペースで取り組むべきです。そうすることで、本番のような緊張感の元、演習することが望めます。

近年は、スマホの台頭もあり、ますます夜型の人間が増えてきました。朝早くからしっかり頭が動くようになっておくためにも、朝からしっかり問題を解く練習が必要です。

 

2.過去問や模擬試験の解き直し、復習

1.と近い理由です。解き直しや復習は、教科によっては2、3時間は軽くかかってしまうでしょう。学校がないからこそ、早い時間から取り組めることができます。特に、復習にはより時間をかけて取り組みましょう。過去問において、同じ問題が繰り返し出題されることはほとんどないですが、模試においては似たような問題が出題されることも珍しくありません。また、復習を念入りにすることで、自分の苦手な範囲がより明らかになります。年明けのラストスパートで一気に成績を伸ばすためにも、時間のある冬休みのうちに丁寧な問題演習を心掛けましょう。

 

3.国数英より理社を優性をすべきか?

冬以降、受験直前の時期は理社をやれ、というのはよく言われることです。理由は、理社が暗記の多い科目であり、ある程度暗記すればそれなりの点数が望めるからです。

それはあながち間違いではないでしょう。受験に近い時期に暗記をすれば、暗記した内容を忘れる前に入試を迎えることができます。ただ、国数英も捨ててはいけません。当然、国数英で苦手なこと、出来ないことは後回しにせずにすぐ修正しましょう。特に英語は触れなければすぐに感覚を失ってしまうものです。短い時間でよいので、毎日触れるのがよいでしょう。

 

さて、冬休みの勉強の理想的なスケジュールを考えてみました。過去問演習をする日の一例です。

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この表における「移動」とは、図書館や塾の自習スペースへの移動を意味します。

 

 

 

 

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