高校入学までにやっておきたい！春休みオススメ参考書4選(国数英)

 すっかり春の陽気が続くようになりました。

花粉症のせいでQOLだだ下がりなAkkyです。

 さて、今回は進路が決まった中学3年生にオススメしたい、春休みにやるべき参考書を4冊紹介したいと思います。

 もちろん、「ようやく受験から解放されたのだから今まで我慢していた分沢山遊びたい」という気持ちは痛いほど分かります。

しかし、この1ヶ月間で高校入学後の席次がおおよそ決まってしまいます。

 これは日比谷高校の先生方から伺った話なのですが、入学試験の成績と卒業時の成績は全く違うそうです。極端な話、入学試験で上位10％に入っていても、卒業時の成績で下位10%に入るということもあるわけです。

 受験で培った生活のRoutineをあまり崩さないよう気をつけて下さい。

 それでは早速紹介していきましょう。

 ☆ ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル(河合塾シリーズ)

ステップアップノート30古典文法基礎ドリル (河合塾シリーズ)

まず最初は国語です。 

 正直なところ、現代文は一朝一夕ではどうしようもありませんし、高校受験レベルの学力があれば、3年間かけてそれを大学受験レベルのものへと昇華出来れば十分です。

 対して、多くの高校生が苦労するのが「古文」です。覚えなければいけない内容も多いのですが、「部活動などで忙しい」あるいは「入学後生活のリズムを作るのに時間がかかる」ため、疎かになりやすいのです。

 この参考書は全30章構成で、基礎から応用までまとまっているので分量としても適当かと思います。また、この応用版として、

 ステップアップノート30 古典文法トレーニング(河合塾シリーズ)

なるものもあり、互換性に優れているため、非常に良いです。

ステップアップノート30古典文法トレーニング (河合塾シリーズ)

☆ 青チャート数学Ⅰ・A(数研出版)

改訂版チャート式基礎からの数学1+A

 高校数学のバイブルといったらコレです。

これを何周もすれば少なくとも数学で受験に失敗することはないと断言できるほどです。

 日比谷高校では「サクシード」という教材を使うのですが、解答解説が別冊になっているため、独学には向きません。対して、青チャートは解答解説も充実しているため、1人でも学習を進められます。

 日比谷高校の場合、1年の秋から数学Ⅱ・Bが始まるため、数学Ⅰ・Aは出来るだけ早くから取り組むのが良いでしょう。

 先程の参考書同様に、こちらの教材も互換性の面でも非常に良いです。

☆ 英文法レベル別問題集3(東進ブックス)

英語長文レベル別問題集3(同上)

英文法レベル別問題集 3標準編 改訂版 (東進ブックス)

英語長文レベル別問題集 (3) 標準編 (東進ブックス―レベル別問題集シリーズ)

 最後は英語です。

英語に関しては正直悩みました。

この参考書を選んだ理由としては、

・レベル別(1から6まで)であること

・一冊が薄いため、サクッとこなせること

・英文法・英語長文共に解説が充実していること

・リスニングCD付きであること

の4点です。

 日比谷高校の先生が「英語は生物(なまもの)」と仰っていましたがまさにその通りで、少しでも英語に触れない期間があるとすぐに勘が鈍ります。また、大学受験の得点割合の大半を英語が占めているため、英語が出来ないと大学受験は失敗するとも言われています。

 自分に合ったレベルからこの参考書を使ってコツコツと勉強するのが得策でしょう。

 以上が個人的に新高校1年生にオススメしたい参考書になります。

 入学後に苦労しないよう、今のうちから少しずつ取り組んでみてくださいね！(質問も随時募集しています。)

Written by Akky