日比谷高校のススメ

日比谷高校出身者たちが日比谷高校の紹介や、勉強に関する様々なことを語ります。

春から受験生の君へ、日比谷高校受験のススメ

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こんにちは、ついに4月がやってきました。筆者kの家の近くの公園を散歩したら、桜が見事に咲いており、それを見に来た人であふれかえっていました。熱心にスマホを構えて写真を撮りまくるご年配の方々を見て、時代の移り変わりを実感しました。

さて、当ブログ開設以降初めて迎える4月、新学期ですので、日比谷高校を目指す中学生へ向けて、勉強の方針や日比谷高校受験のスケジュールについて、1年単位でざっと述べていこうと思います。

 

新中1,2の勉強方針

勉強時間について、学校側から「学年+2時間」などと言われるかと思います。筆者は言われました。正直中1から毎日3時間勉強するのはかなり厳しいです。筆者kは中1,2の頃、定期テスト2週間前以外勉強時間は10分でした。(しかもこれは宿題をする時間)

復習は学校の授業でわからないところを解決するくらい十分です。

予習は、授業を聞いたその場で全く理解出来ないと感じるのであればやるべきかも知れませんが、そもそも中1,2の内容をその場で理解出来るくらいでないと日比谷高校は厳しいと思います。

 

日比谷高校の文化祭や学校説明会に参加し、「日比谷高校に絶対行きたい!」と意気込む人もいるかと思います。そうでない人も、すこしでも偏差値の高い学校に行ける可能性を広げるために、勉強は、

基本的にどの教科も、学校から配布されたワークや問題集を完璧にする

これを心がけてください。

完璧とは、問題と答えが大まかに頭に入っていて、問題文の一部や図を見ると連鎖的に直ちに答えや考え方が浮かんでくる状態を意味します。

 日比谷高校の入試問題を解くには、基本事項の十分な理解が不可欠です。これを飛ばしていきなり難しい問題に挑戦しても歯が立たず効率が悪いです。なので、中3で難しい問題に早くから取りかかることができるように、基本事項を中3になってから復習することのないように、この学年で習うことはその学年の間に完璧にしましょう。

中1,2の段階で塾に入るか入らないかは一概には言えませんが、一般には「早ければ早い方が良い」と言われているようです。塾のメリット、デメリットをしっかり考えて各自で決めましょう。

塾のパンフレットやHP、CMではメリットしか見えません。デメリットは塾が公式に出すはずがありませんから、自分で見抜いたり第三者の意見を仰ぐ必要があります。

 

塾のメリット、デメリットについてはいずれ記事を書くかもしれません。

 

また、中3の忙しさに備えて、主要5科目の先取りを進めておくのもよいかと思います。 ただ、中2の冬休みや春休みに始めるくらいでよいと思います。

 

 

新中3の勉強方針

さすがに受験学年ともなると、他の事を犠牲にして勉強しなければならない場面が増えるでしょう。学校のワークや問題集を完璧にするのは相変わらず大切です。たとえ塾に通っていたとしても学校の授業をおろそかにする人はたいていよい結果にはなりません。また、学校の定期テストはワークや問題集からメインで出題されるので、これをやる意味は大きいです。

中3は中1,2と違い、学校の授業進度と同じ速度で勉強を進めていくと遅すぎます。なので、とりわけ国数英はどんどん先取りをしていくべきです。そのために塾に通うのが良いでしょう。

 

 

中3の勉強の大まかな方針は、

  1. 学校の授業だけでなく購入した参考書も使い、中学の勉強を早く終わらせる
  2. ハイレベルな問題を日頃から考える練習をする
  3. 模試、過去問を使い自分の実力を測る
  4. 学校の内申は40をめざす

こんなところでしょうか。

 

 

受験学年になったら塾に通うことを強くオススメします。理由はこちらをご覧ください。

hibiyastudy.hatenablog.com

 

塾に通わない場合

国語数学英語

標準レベルでよいので参考書や通信教材を買い、一人で先取りをし、冬までに中3までの全範囲の学習を終えることを目標にペースを考えて学習していきましょう。

標準レベルのものとは別に受験用の教材も買い、受験問題を解く練習も同時並行か全範囲学習を終えたあとから始めましょう。

中3になると模試や過去問演習など、まとまった時間がないと出来ないものが増えます。模試であれば休日が丸一日つぶれたり、過去問演習も過去問を解くだけでなく解説を読み、復習するまでを考えると5教科で半日かかることもあります。これらの時間が十分に確保できるためにも、先取り、演習の問題集はなるべく早く終わらせたいところです。

 

まとめると、先取り用の標準レベル受験用の応用~発展レベルの2つの参考書、問題集を用意するのがよいかと思います。

参考書は何冊も必要ありません。全範囲が網羅されているものを1つ2つ完璧にすれば十分です。

 

理科社会

特に苦手でなければ、学校の問題集や小テストを完璧にするくらいで都立の理社は十分に解けます。自信がなければ問題集を一冊くらい購入するのもよいでしょう。

理科社会は国語数学英語とは違い、先取りを熱心にやる必要はありません。高校受験の鉄則に、理社は冬に伸ばすというものがあります。理社は冬までは授業の復習をしっかりやればよいでしょう。

 

 塾に通う、通わないに共通すること

副教科

すべて5を狙いましょう。

できる限り少しでも高い評定をもぎ取りましょう。日比谷高校を狙うのであれば内申は9教科で40くらいは欲しいです。

 

副教科はテストや授業態度のみでなく作品や実技の評価も含めて成績が出されますが、ネットが発達したこの時代ではデッサンのコツなどいくらでも調べられるはずです。

 

 

日比谷高校に向けて1年間一緒に頑張っていきましょう季節や学期ごとにちょくちょく日比谷高校受験生向けの記事を発信していく予定です。

勉強の相談、質問など、twittergmailにていつでも受け付けています。ぜひご活用ください。

 

 

 

 written by k

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